« 2012年3月 | トップページ | 2012年5月 »

2012年4月

2012年4月27日 (金)

鎮魂歌


佇みて

こころ

さわがず

しづかなる

はな わたりゆく

けふ レクイエム




よみかえる


その下に

屍体ありしと

ひとのいう

さようなら 黄泉

光さしゆく




一期一会


薄紅に

染まりし みつの

はつはつに

風をうつして

一期一会




みず 染まる






あおき みつは

いろつきぬ

満開のさくら

ところ うつりて



陵(みささぎ)


この地球

宇宙を

いきし

ものたちの

みささぎしもの

託されし

こと

おうごとく

神代(かみしろ)を

うけつきわたす

ひとよ つとめむ




2012年4月26日 (木)

はる


はるはるの

そらに

はられし

はころもの

たなひき

つたふ

いのちあること




はるころも


ふぅわり と

ひとひらの

ころも

かぜを

まとひて

そらを うく


みえぬもの

かたち

そふる

ひとひらの

ころも

そらの

ささなみ

こころの

たゆたひ


そっ と 抱きて

つたふもの

わた し

わた す

はしのいと


つむく

さおりの いろ いろ に

みえぬとも

もの かたられて

あることの

まとひ

あらわる

この うちゅう




2012年4月25日 (水)

あと


あおきみつ

たたえし森の

継げずして

伐(き)りひらかれし

そのあとに

建ちし家より

ピアノおと

さまかわりても

はぐくまれ

いきしものの

いとおしく

いとおしければ

なをのこと

戸より多き

家々が

ほかのいのちを

うばわずに

ひとと うみ もり

ともにあれませ




一侖(いちりん)


はれ はれ よ

いちりんの いと

はれ はれ よ

ひびきあう

いのち

りん りん

ありありてゆく




うた(宇渡)


ことなりし

うちゅうを

わたる

かけはしの

ひひき

みつるや

ことば ある らし




うた


うた つつり

しこう できうる

ことをしる

うつくしき かな

いと おりしごと




はじまり


ささなみの

うまれくるちへ

たどりせば

あらわるるもの

ありかたくみゆ




しんじ


おのつから

みつから しんし

まかせゆく

うちゅうのまこと

うつくしきこと




邂逅


そらとちの

あひ

ゆくひの

きたりせば

ひらきゆくみち

はつはつに みゆ




陸風


そらとりく

よりそふ風に

とかれ

なむ

なみの香りの

つちに交じりて




空海


そらとうみ

とける渚に

うちよせし

ちに おとつれむ

あらたなる

みち




ははなる


ははなりて

ははなるものの

遍(あ)るをしる

こころ安けし

生(あ)ることをしる




ちいさきもの


はれわたる

ちいさきものの

しくみ

いと

こころ

つよき て

もりゆくこのち




2012年4月24日 (火)

たゆひ


野のはらで

うれしはなの

愛(かな)しさに

しかず ますらをの

手結 わたしゆ




撫子


かわらすに

ある なでしこの

常夏の

こころ はなさく

ときはきたりて




さえずり


あらたまの

あき透(す)きしかや

あま あけし

うつき みそらに

交(か)ふる さえずり




ははそ


子守唄

ゆれし ここちは

はは ゆえに

めざめを つぐるも

ははの そのこえ




母の愛


母あらぬ

身なれど はは の

愛をしる

はは に生(あ)れる

あい あるをしる




Green Cocoon


春の蚕(こ)が

うみし みどりの

まゆ ひけば

すきとほる いと

つややきて ある




あるテキスタイル・スタジオのブログを訪れ、インドの工房で春繭からひいた糸 の写真をみて
かの地では 春繭を green cocoon と呼ぶそうです


あめ あくる


あめ あくる

あらわれしちに

ささめくは

あふるる ひみつ(日水土)

みどるる 息吹




空の香


風はこぶ

はろけき かの地の

空の香に

テラに とも生(あ)る

はらから おもふ




はと


あおいはと

宇宙の渚

はばたきて

わたしあう コト

うまれゆく バ




はたらき そして 協力


とひ 放(わた)つ

はれし いと の

ひき あふ る

おんちょう(音調・恩寵) ききし

あゆむ いとなみ




2012年4月23日 (月)

先人(さきびと)


おのづから

学ぶことを

知りしひと

己の道を

いきながら

易きに教える

ことはなく

師とならず

待つ強さ

支える強さ

持たれしむ

真に見守る

愛と生(あ)るかし




ははとり


ヒマラヤの

茶園に巣ごもる

母鳥の

決して逃げじと

主(ぬし)の言う

卵抱(いだ)きて

いるがゆえ

いのちはぐくむ

その強さ

しんなるものに

感受して

こころ ささなみ

はるかなる

記憶のとばり

あけしゆくかも




恵都(えど)


穢土のちを

あらいながせよ

ながれゆく

みつ に よりまし

あら反ひが

あら添ふものに

かわりせば

ゆきしもののふ

もののけも

きみがよのみち

ゆかまほし

恵都とよびたる

ゆえのある

みやここにあり

東(ひんがし)の京




こころ


父親を

看護す友の

こころにて

うつしだされし

この世ごと

メールで読みし

帰り道

見上げた月夜の

星空は

愛(かな)しいほどに

きれいなる

いと うつくしくて

星かげ ゆるる


【2012/03/12の日のできごと】




歴史


幾億の

やみとひかりに

はくくまれ

こえてゆく いの

ちにかがやきて



はなひらく

螺旋の渦を

ときながら




ささなみ


さざなみに

あらわれし みの

あることを

はろけきときの

はじまりに

おもい いたりて

しることの

いま うまれける

いのちにて

なにを たくされ

きたらしか

みつからにとふ

こたえたまはむ




一理(ひとり)


目に見えぬ

ものの すがた

あらわれば

いかに あるらし

わがみより

いでし はいりし

ものことの

われ ひとり とて

この まじり

孤独あらざる

宇宙の不思議




わたらせ


雨空の

うえに かがやく

空 観(かん)じ

春の長雨(ながめ)に

ひかり伝ふる




あま


あまの香の

ふりそそきたる

二十三

ひつき いとほし

立夏(なつ)ちかづきぬ



あま おと が

みに しみ いりて

ながれゆく

さざれしいしの

いわをなる

みつ すみわたし

ゆくがごとくに



きみ ともに

わたし わたされ

おりゆくは

宇宙(あま)のしくみに

そひ

かなひしか




よさくら


よざくらの

あやし

いのちに

ひのともり

ちとせやとせの

あかしゆく そら




2012年4月22日 (日)

ひとのみち


まんなかに

真直ぐ貫く

ひとのみち

笑い呼(こ)満ちる

微笑み(えみ)おわす

あらまほしけれ

ランブラスのち




【*】ウィキペディアによれば、Ramblaはカタルーニャ語およびスペイン語で一時的な水路を意味し、
   アラビア語のRamla(砂の川床)に由来する、とのこと。


山吹


やまふき て

青葉の海に

こだまする

いろとりどりの

いのち さえずり




普通へ


あな

うまれ いでたる

珠の子は

呪縛の

かかと

ときはなち

縦横無尽に

はし かけてゆく



ユビキタス

かわりゆく この

しくみにて

コミュニスのちを

ともにはぐくむ




2012年4月21日 (土)

珠(たま)


しろき はな

やみよにともる

ひのごとく



きみの宇宙(うち)

かがやく しづくの

あるをみむ

天(あま)が そだてし

真珠のごとく




天弓


ゆきゆきて

まい おる はなの

天きゅうに

風のみちしる

流(な)き わたし ゆく




閏の弥生


うるう みつ

はなの いのちを

はくくみて

いしづえに しむ

ふたたびの弥生



かこわれし

あまたの みたま

ゆきたまへ

はれたる いと の

萌ゆる

ことくに



あたえられ

わたし こられし

みつのこと

あまねく ととけよ

無主のものゆえ



みみ ひらき

はれたる げん の

かざおとに

みみを すまして

しん ととのゆる




*今日は 旧暦の閏弥生の新月
 3月22日から始まった弥生に ふたたび 閏の月としての弥生が 今日から始まります
 旧暦では13ヶ月あるこの年、ふえた月が 春に加わるのですね


2012年4月20日 (金)


八雲なす

峠の関を

超えてゆく

旅人ひとり

編み笠を解く




【関】

その字源は、ウィクショナリーによれば
<「關」の略体。關は「門」+音符「丱」(「‖」状のものに横串を通す。かんぬき、さらに「絲」を添え意味を強めた)の会意形声。>とのこと


穀雨


ひと更紗

こうべに かけし

をみなこは

うるわし 駆(と)きて

はるさめ の なか




偶なる もの


このちにて

偶して 然(さ)ある

いとなみの

あや うつくしき

かけわたしゆく衣(い)




ころも


ゆすりは の

おつる

いとに

かけられむ

あらたなころも

つむき

あけたし




2012年4月19日 (木)

ゆずりは


たくされし

ものを うけ とめ られしかと

天を仰ぐ

うつ くしき きみよ




凪く


かはりゆく

ことを自然と

知りながら

波たつこころ

凪く とき の

待つことをしる

あることをしる




実存


声聴けど

顔を見てこそ

安らきし

ものの生(あ)ること

畏(かしこ)む あはれ




おと


そのひ そのとき その場所で

奏するおとは

ただ ひとつ

ただ 佇みて

きみの みまえに




2012年4月18日 (水)

よ あけ


てんしる は

ひかりとかけを

てらしつつ

ちに 及ひたる

かこの外へと


(転じる葉 光と影を 照らしつつ
  地に及びたる 籠の外へと )



かこめ にて

とらわれし ちの

むすひめを

とく

しん なりて

わたしゆく みち



かこわれた

よあけし てん に

かけわたる

しろき あかき

つるの ひひきて




山桜


来し 二羽の

燕(つばくろ)描く

弧の先に

一本の山桜

散りもせず はたたきて




2012年4月17日 (火)

ことのは


はは の は に

はるけき たまの

ゆらめきて

われ ゆえしらず

なみだ ふるえる




あまおと


つつましく

は に かけおつる

あま おと が

いつくしみそゆる

ひとの いとなみ




花 笑う


もも しろ き

むらさき に あお

はな わらう

たまゆらのちに

はな わらう




花わたる


はなわたる

雀のときし

野の空は

たまゆらにみつ

花 ほほえみて



みつをのむ

おさなきいのちの

おとづれに

すみわたりゆく

しきしまの春



散りしとも

みつをあたえる

野の花は

あらた めのとき

地 の寿(ことほ)ぎて



山桜

咲きし姿の

いやさかに

やわしむ おあと

ともに つつまん




ねいろ


いくとしの

やくめ 了(おう)した

ねのねのね

とき ぬき あかる

わたらせの風




2012年4月16日 (月)


ちの かたき

ときゆく みつを

わたしこよ

宇なる宙なる

翔(かけ)し風よ





つややかに

透き かがやける

みすすめの

こえ 高みへと

真直ぐ のびゆく




自縛


他者(ひと)の目に

縛らるることを

しりながら

みて みて みて と

響く声(こ) かなし




進む


ゆきたくば

つくりゆかしや

わか みち の

のこりゆくやと

とうこともせず




2012年4月15日 (日)


どぅぉ どぅぉ

ながれゆく いのちのおとに

どぅぉ どぅお

いきている ながれのおとに

どぅお どぅお

すきとおる ひとすじの

どぅ お   どぅ お

かがやける いと を みる




ある方からのメールに記されていた
どぅぉ どぅお
という 心臓の鼓動に 感じるものがあり
うまれた ことば です

大空


澄みわたる

おおみこころの

空を舞う

ひと こと の みち

霧の先にみゆ




【本歌】

  あさみどり 澄みわたりたる 大空の 広きをおのが 心ともがな

ことば


みことばの

光も闇も

しり つき て

すすめしものの

ことばたるらし





この くに に

生 うけしこと

ありかたく

ゆえに 任ある

自らをしる



2012年4月14日 (土)

澄む


陸(くが)まもる

ははのみなもと

すみわたし

137億年の

ひのつみしもの



わたしゆく


わたしゆく

しん の 理(みち) ひき

つき つき に

たくしたまひた

ひめことは

よぞらに しおんの

さくことに

めしひたものも

ひかりしり

ろうなるものも

おとをしり

宇宙(そら)のいとを

おりたまふ

ちに いのちのみ

わたし ゆきたる



かけわたし

あい する ものの

うまれいで

しる みこころの

いかに あるかを



しることの

いたみても

しることの

いつくしみ

しることの

よろこびて

しるものの みちをゆく



わたしゆく

みち みち に

くれなひの

ほほよせて

くちずさむ

こひのうた

すきとおり あいにゆく



あい し あう

ひを まちながら

いまだみぬ

ひとこひし いま

雨音を聴く



しりながら

しりえぬことを

しるゆえに

あし すすみゆく

深き闇とて



信心も

信心なきも

こえゆきて

ただ かくあらむ

創造のみち




希望

『皇后宮(きさいのみや)美智子さま 祈りの御歌(みうた)』より
今のわたしのこころに 特に触れるものを
引用させていただきます。



【晴 昭和天皇をお偲びする歌会御題】


かすみつつ

晴れたる瀬戸の

島々を

むすびて遠く

橋かかりたり


(平成2年)



【母 歌会始御題】


子に告げぬ

哀しみもあらむを

柞葉(ははそは)の

母清(すが)やかに

老い給ひけり


(昭和53年)



【星 歌会始御題】


幾光年

太古の光

いまさして

地球は春を

ととのふる大地


(昭和44年)



つたうるひ


あおぞらの

したの

さくらは

みとりなす

しんめの

いぶきに

つたえたまはる




友人から届いたメールの件名を はじまりの2句(*「さくらは」まで)にいただき
それを受けてできた うた です


は は


みちの はは

きさいの うたに

いだかれて

ふるふる めくみの

あめの うづき



かたらずに

ゆきし きみよ

つたえたまはな

母国は青き

芽のいづる頃



2012年4月13日 (金)

春 逝きて


父おくりた

友の すがしき

横顔に

なごりの桜は

なにを つたえむ




み ち


みち の み や

ひと 託されし

おもきにの

み ま もり いきし

ことば きかしめ



魔王たる

もの ゆえとして

ささえきた

このちの いのり

はな

さきほこる


【第六天神社にて】



ひとしれず

しられることなき

ととのえに

けふ というひが

ある かしこみて



しるひとを

もとめることも

なき ひと の

ゆるぎなき みち

宇宙のみ しる



あ め


あめ たたえ

花枝(はなし)のびゆく

みどりごの

新芽に響く

雀 鶯 燕(つばくろ)のこえ



散りてなほ

つちをきよめし

はなひらに

先達のみち

しのびきれずに



あめをこふ

天(あま)と海(あま)の

あわいにて

あ(生・在)りつつきたる

ひとの こひしく


あんしん


あんしん の

このみちにいきる

みの うえに

くい なく あらむと

薫風の吹く




はな の ひ


はな

さきて

はな

ひらきゆく

このときに


生(あ)れかし

ただ 生(あ)れかし

と つたえ しむ



2012年4月10日 (火)

もも の 花


くくのちに
ひと が くははり
もも と なる



つき ゆく ひ
八千代のときて
はな らん まん



つた え たる
ひ の
もものはな
さきさき て

まこと(真 実 誠 真人)のミチを
つくるる みこと



調神社にて


2012年4月 9日 (月)

つきのよ(2012年4月8日 日の曜日)


はなまつり


つきの みちひき


復活の夜



2012年4月 8日 (日)

祈り


つきすすむ

星々(ほほ)のきおくは

すべられて

もり から うみ へ

いま そそきゆく



こころさししめす希望を

つたえなむ

きみ ち かたるる

ときは

きたりて



空なる

みのりの

いきつかひ

宇宙にいのり

みちみちるけふ



ひつきたる

ひとの まもりた

いつつの わ

せいか とはれて

しんか へと ゆく




2012年4月 5日 (木)

薄暮


花香る薄暮に きみの声をみて


散ることもしり


いまにいまする



2012年4月 4日 (水)

うみのもり

森は 守り
海は 産み


森で 守り育てられ
海で 産まれ産み出して


闇の中で 育まれ
光の中で 花ひらく


もり と うみ は
ひとつらなりの


森の うみびと
海の もりびと



2012年4月 2日 (月)

はるあらし

春の嵐

つち みず いき を

いれかはる


« 2012年3月 | トップページ | 2012年5月 »