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2013年8月

2013年8月30日 (金)

対角線の風


わたしは

この ちいさな庭から

対角線を吹く風を

かんじる


ひらかれ たがやされ つづける

まだ しらぬ

いくつもの ちいさな庭を

吹き抜ける

その風を


わかるのは

吹き抜ける その先が

たしかなること だけ




2013年8月14日 (水)

いむな(諱)


北(ネ)の地の

火(ヒ)は

ふきあがり


南(サ)の池の

水(ミ)は

あらはれて


ひみつながるる

にほんのチ


ひふみ

いむなや

コト

こへて


ひとつ

ありし

ひと

なる




たひたち


ひかりし

かごめの

うちゅうから

まとり

くすけし

たひたちて

おりいく

おとひめ

みすまるに

ひとつの

あい

てらすかな




 cf. あまなるや おとたなばたの うながせる
   たまのみすまる みすまるに あなだまはや
   みたに ふたわたらす
   あぢしきたか ひこねのかみそなる
   (『古事記』より)


ひと


ひとり

わたりて

うみをしり

ひとり

わたりて

くにをしり

うたかたの

まい

いま

すきとおる




かごめ


このちに

おりし

おとひめの

いろはの

かごめ

たちきりて

よあけのばんに

ひの

いつる

闇の間に間に

わたる

ひと




   シく

   シく

   と

   ながれるは

   いのちの

   みつ


   シく

   シく

   と

   かこを

   あらい


   シく

   シく

   と

   いまを

   とく


     吹き抜ける

     一陣の風


   しぬ

   さだめの

   いのち

   ゆえ

   に

   シく

   シく

   と

   ある

   うつくしきながれ


2013年8月 7日 (水)

わたり


そら

わたる

とり


ひとり

こえ きく




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