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2017年1月

2017年1月31日 (火)

非意識


気 づ け な く と も


か ん じ て る


体 は


人 の 本 な れ ば




@かんじる=感じる 観じる 間視る etc...


ひなた


白  梅  の


光  滴  る


陰  発  つ


カ  ラ  ス




2017年1月30日 (月)

攪拌


轟 々 と


世 界 を ゆ ら す


あ ら た 風


空 の み な そ こ


か き 混 ぜ て




2017年1月29日 (日)

ありか


空 を 泳 ぐ



海 を 飛 ぶ



地 を 踊 る





2017年1月26日 (木)

PRO-DIGAL


かえりましょう


ひとつの

大きな

家族へと


兄弟喧嘩は

もう 終わり


生まれたところや

肌や

目の色

豊かな種に恵まれて


ちぎれ雲に

浮浪雲

気がつけば

大きな流れに

抱かれて


前に 前にと

進むもの

放蕩息子(=The Prodigal)が

かえります


Return

Ri-turn


おかえりなさい


ひとつの

大きな家のなか

臨機応変

ゆるやかに

しなやかに


ともに

いきて

いきて

いきて


そう

家の名は

ホモ・サピエンス・サピエンス


おとめ座超銀河団

天の川銀河の果てにある

太陽系の第三惑星

地球に生きるすべてのいのち


宇宙という

さらに大きな家のうち


加速膨張し続ける

風の歌を聴きながら

前へ

前へと

進むもの




@prodigal<pro“forth”+agere“to set in motion, drive; to do, perform”

@かえる=帰る、還る、変える、孵る…


フラクタル


山 茶 花 に


潜 り 込 ん で


ヒ ヨ ド リ


世 界 は ゆ れ る




寒中


凍 る 空


星 の 温 も り


た ず さ え て




2017年1月24日 (火)

出現


混 濁 を


塗 り 重 ね た る


さ ざ れ 石


重 き


い わ お の


裂 け 目 は


透 き て




@NHK日曜美術館「グラナダ・魂の画譜ー戸嶋靖昌・孤高のリアリズム」を受け


円相


幾 重 に も


い の ち の


陰 翳


か さ な り て


や わ ら か く


澄 み 切 っ た


老 医 師


小 さ き ひ と み




@ETV特集「原発に一番近い病院 ある老医師の2000日」を観て



ち ぎ れ 雲


は ぐ れ 雲


空 の あ お に


支 え ら れ




2017年1月23日 (月)

せっけい


雪 海 に 浮 か ぶ

緑 の 黒 き 島 々


真 白 の 空 に は

比 翼 の 黒 鳥


ひ と は

海 を か き 出 し て

黒 土 の 道 ひ ら い て る




2017年1月 9日 (月)

枯野のハイ


枯 れ 草 の 園

雀 た ち が た わ む れ る


飛 び こ み

飛 び つ き

で ん ぐ り 返 し


わ ら わ ら と


お い か け っ こ に

か く れ ん ぼ


細 い 枯 れ 茎

ゆ ら ゆ ら

ブ ラ ン コ


と き お り  い っ せ い

飛 び あ が り

木 の 枝

電 線

ひ と や す み


椿 の 花 の

ゆ れ て


ま た

い っ せ い に

降 り て く る


わ ら わ ら

わ ら わ ら

わ ら わ ら と


枯 れ 草 い ろ は

カ ー キ い ろ


も ぐ っ て

つ つ い て

は ね は ね て


大 地 の

微 生 物 た ち は

春 に 向 け て

お 仕 事 中




@灰・・・善とも悪ともわからないうやむやな状態のメタファーとされることが多い。また、火葬された人間の灰(遺灰)は、遺骨とともに宗教的に重要視されることがある。一方、灰は単に生命の終わったものではなく、新しい生命を生み出すもの、としての意味を持つことがある。宗教で使われる灰は、アフリカでは戦士に強い動物の灰を体に塗ったり、アルメニア人は2月13日に燃やされた聖火の灰を厄除けとして屋根の上や畑にまく習慣がある。更にイギリスでは聖ヨハネの祝日(6月24日)に篝火の灰を畑にまき、日本でも八雲御抄には灰を使った占いがある。また日本各地では、海難事故で亡くなったとされる船幽霊などは、塩類豊富な場で成仏できなかったため、『清めの塩』では効果が無いとされる。それゆえ『清めの灰』としてなるべく薪のみの灰の純度の高いものを用いる。<以上、ウィキペディアより抜粋引用>

 ash< PIE root ai(2) “ to burn, glow”

@high<Old English heh (Anglian), heah( West Saxon) “of great height, tall, conspicuously elevated; lofty, exalted, high-class,” from Proto-Germanic haukhaz. The group is of uncertain origin; perhaps related to Lithuanian kaukara “hill”.

@hight< PIE root keie- “to set in motion”

@khaki< from khan “dust,” a word from Persian

@古代、「枯野」と呼ばれた高速船があったとか。伊豆半島の枯野はその船を作ったと考えられている場所の候補の一つ。『縄文人はるかなる旅路』の著者は、枯野は カヌーの語源とされるカノア(=Canoa)に由来すると考えています。その方の見立てによれば、枯野とは、太平洋を縦横無尽に駆けることができた高速船カノアのことであり また カノアをつくった場所の地名であ(り、ひいては海外に向けた主要な発着港(の隣接地)であ)る、ということになりそうです。


2017年1月 6日 (金)

寒の内


カ ン  カ ン  カ ン

大 地 を つ い ば め


カ ン  カ ン  カ ン

体 を た が や せ


蒔 か れ た 種 が

芽 吹 く よ う


草 草 が

守 る 大 地 の

う ち に あ る


シ ラ カ バ 月 の

の う 作 業




「寒」の字源白川静さんの説によれば、「宀(建物の屋根の形)の中に草(艸)を敷きつめ、そこに人が居り、下に氷がある。寒さを避けて草を敷きつめる形で、“さむい”という意味を示している」とのこと。


@ケルトの樹木暦の第一の月は、シラカバ月。一般的に、12月24日から1月20日までの期間とされているようです。自然栽培歴30年以上のある農家さんは、「冬至から立春までの間は土の中をいじらない」とおっしゃっいました。冬の語源の一つとされているのが、「ふゆる(増ゆる)」。冬は増幅の季節。秋の収穫を終え、すべてが大地に還っていき、あらたな創造のための準備が 大地のなかで着々と進行している時期。ケルトの暦の真実はまだまだ解明されていないようで、新年であるサウィンは11月1日で 第一の月とされるシラカバ月の時期と異なるのが不思議です。でも、ハロウィンの前身とされるサウィンの頃は、(北半球の四季がある地域では)すべてが大地に還っていく時期。一日の始まりを日没に据えるケルトの思考が その時期を一年の始まりとしても不思議ではありません。ただ、こちらに書かれてあるように、冬至が新年だったのが ケルト暦を別の暦に以降させる中で ユリウス暦の10月31日/11月1日という日付に固定されてしまった、可能性もあります。


@ケルトの司祭ドルイドは、樹木と対応させた文字を用いていました。そのルーン文字オガム文字において、シラカバを意味する「ベオーク」の文字は、現在のアルファベットの「B」に対応します。『アルファベットの事典』では Bは「家」という概念と結び付けられており、そんなシラカバの月が 家を連想させる「寒」の時期とほぼ重なるのは 興味深いです。

 「アレフは雄牛の姿によって力と統一を象徴していたが、ベータは家の平面図によってわたしたちを現世の暮らしに連れもどす。」(『アルファベットの事典』P.54)

 「(Cという字の)開口部は、卵が割れて中から新しい生物が世界の発見に乗り出すように、囲いの外に出る可能性をあらわしている。こうしてアレフ(ALEPH)に含まれていた精気と創造力は、ベート(BETH)があらわす家にしばらく住んだあと、束縛を断ち切って外界へ飛び出してゆく。」(同上P.58)


@『アルファベットの事典』は アルファベット26文字を24のカテゴリーに分けて記しています。その見出し(例:A おおらか 安定 気品、B 幼年期 丸み くちびる、C 開放 宇宙 円周、D 通過 変転、E 呼吸 希望 透明…)を見ていたら、二十四節気と重なるような気がしてきました。Aを冬至に対応させると、シラカバにつながるBは まさに今このときである「小寒」になります(シラカバ月は冬至と大寒も含みますが)。
 ルーン文字オガム文字も24種類(*25種類を紹介しているサイトもあります。eg.上記3番目の注で「オガム文字」にリンクしているページ)。こちらも二十四節気との対応が気になります。

 下から上へと記していく オガム文字。興味深いです。


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